初心者がよくやってしまいがちなのがこの値ごろ感トレードです。「ドル円が2円落ちてきたからそろそろ上がるだろう⇒ドル円ロング!」みたいな感じです。心当たりあるのではないでしょうか?
通常の生活では、「値段が下がる=買い時」という方程式が成り立ちますが、為替相場では、「下がるものはさらに下がる」、「上がるものはさらに上がる」という性質があります。(必ずしもそうなるというわけではありません。)
普通の生活をしていれば、この「高値で売り、安値で買う」という行為は、至極合理的な行為です。たとえば、いつもは168円の卵が、タイムサービスで98円になっていたら買いですよね!これは誰でもそう思うと思います。こういうのを値ごろ感といいます。
では、次の画像の場合はどうでしょうか?

あえて、先の部分は隠してあるのですが、これは買い時でしょうか?ドル円は93.50付近から、93.00まで落ちてきました。下がったら買うという考え方に基づけば、50pips(50銭)も下がったので買い時ですよね。ただ、このチャートの続きを見てみると・・・

上がったかと思いきや落ちてきましたね・・・

さらに落ちてきました!

結局93円から考えると、100pips(1円)近く落ちましたね。もし、93円でドル円を買って、92円で泣く泣く損切したとすると、1万通貨なら10,000円の損、10万通貨なら100,000円の損失ですね。
このようになってしまう原因としては2つの事が考えられます。
1つは、相場独特の動きがあるということ。
通常の商品であれば、原価やマージンの関係で、一定の値段以下にはまずなることはないでしょう。ですが、為替は需要と供給で価格がきまり、また、理論上は限界効用はありません。需要不足、供給不足も発生しません。なので、どうとでもうごく可能性があるんですよね。
もう一つの理由は、通常の生活では、以前買ったものが安くなっていたとしても、損した気分にはなっても、損失として明確な数字が出てこないからなんですね。
たとえば、あなたが1週間前に10,000円でスニーカーを買ったとします。そのスニーカーをたまたま今日見てみると、セールで8,000円になっていたとしますよね。
それを見たあなたはどう感じるでしょうか?損をしたと感じますよね。ですが、それは感覚的なものであって、実際に財布からお金がとられるわけではないですよね。(正確には2,000円損しているのですが、安くなっているのを確認した瞬間に2,000円を取られるわけではないですよね。2,000円の損失というのは、スニーカーを買った瞬間にすでに被っていると考えられます。)
これが、為替だと、明確な損失として現れるんですよね。損失を確認した瞬間に。無理やりスニーカーの話に例えると、1週間まえは8,000円で売っていたスニーカーが今は10,000円になっている。だけど、いつかはスニーカーを買わなければいけないという状況です。
こういう場合は、あなたならどうしますか?普通に考えれば、8,000円になるまで待つという選択が正しいように思えますよね。だって、以前は8,000円だったのだから、またいつかは8,000円になると考えるのはいたって健全な考え方です。
ただ、この考えはFX相場ではタブーなんですよね。8,000円のスニーカーが10,000円になっている状態というのは、FXに例えると、2,000円の含み損が出ている状態と置き換えられます。このまま8,000円になるのを待つという行為は、含み損が出ても損切せずに堪えるということです。
こういう、含み損に耐えるという行為は、為替では、絶対にタブーなんですね。(大事なことなので二回言いました)時には、8,000円に戻ることもあるでしょう。ただ、繰り返していると、いつか破産します。こういうことは、多くを語るよりもチャートを見ていただくのが一番だと思います。
最近もありましたよね。

一気に6円近くの下落!!
こういう暴落がくると、計画性なしに含み損に耐えているひとは一発で破滅します。な・の・で!計画性のない取引(値ごろ感取引)はしない。損切はきちっとしましょう^^
*注
今回の記事は、何かの手法を使うわけでもなく、「上がりそう」や「下がりそう」などの気分で売買することの危険性を、説明してきました。
なので、戦略ありきの取引ならば、高値で売って安値で買うことも、
前々ありだと思います。(レンジ内の動きを取る場合は、必然的に高値で売り、安値で買うことになりますしね。)
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